特集 ここまで明らかになった小腸疾患
小腸の検査方法 カプセル内視鏡
細江 直樹
1
,
林 由紀恵
,
緒方 晴彦
1慶應義塾大学医学部内視鏡センター
キーワード:
Crohn病
,
消化管出血
,
小腸疾患
,
カプセル内視鏡法
,
小腸内視鏡法
Keyword:
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Crohn Disease
,
Capsule Endoscopy
pp.39-41
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020120525
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<Headline>1 第2~3世代のカプセル内視鏡機器、読影用ソフトウェアが開発され、画質の向上や効率的なカプセル内視鏡読影に寄与している。2 カプセル内視鏡の適応疾患の中心は原因不明の消化管出血(OGIB)であり、その診断アルゴリズムがわが国からも提唱されている。3 Crohn病に対するカプセル内視鏡は、滞留(カプセルが狭窄の口側に2週間以上とどまること)を回避するために、消化管開通性確認用カプセル(パテンシーカプセル)をあらかじめ施行する。
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