特集 子どもの栄養-未来を見据えて
小児栄養と脳腸相関
猪井 咲良
1
,
石黒 久美子
,
永田 智
1東京女子医科大学 小児科
キーワード:
小児栄養生理学的現象
,
小児の発達
,
食物繊維
,
乳児栄養生理学的現象
,
夜驚症
,
過敏性腸症候群
,
消化管微生物叢
,
発酵食品
,
視床下部-下垂体-副腎皮質系
,
脳-腸軸
Keyword:
Night Terrors
,
Child Development
,
Infant Nutritional Physiological Phenomena
,
Gastrointestinal Microbiome
,
Dietary Fiber
,
Child Nutritional Physiological Phenomena
,
Brain-Gut Axis
,
Fermented Foods
,
Irritable Bowel Syndrome
pp.1825-1829
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022069642
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<Key Points>(1)脳腸相関とは、神経系や内分泌系を介して脳と腸が双方的に関連していることであり、腸内細菌叢の関与が示唆されている。(2)胎児期から乳児期前半の腸内細菌叢が児の神経発達に関与していると考えられている。(3)脳腸相関のバランスを考えた食事として、短鎖脂肪酸をバランスよく生成する食物繊維の摂取が大事である。
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