特集 てんかん-知識のアップデート:基本から最新のトピックスまで
てんかん治療の実際 ACTH療法 適応と治療の実際
小一原 玲子
1
,
浜野 晋一郎
1埼玉県立小児医療センター 保健発達部
キーワード:
ACTH
,
易感染性宿主
,
高血圧
,
心筋症-肥大性
,
てんかん
,
大脳萎縮
Keyword:
Cardiomyopathy, Hypertrophic
,
Epilepsy
,
Hypertension
,
Immunocompromised Host
,
Adrenocorticotropic Hormone
pp.1586-1590
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022030524
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<Key Points>(1)ACTH療法は主に点頭てんかんに対して施行される。(2)まれに重篤な副作用を認めるため施行前には基礎疾患の精査とともに、個別のリスクを検証し、患者家族に治療についての説明と同意を行う。(3)ACTH療法中・後には有効性と副作用評価を継時的に行い、無効であればビガバトリンなどほかの抗てんかん薬へ速やかに移行する。
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