特集 てんかん-知識のアップデート:基本から最新のトピックスまで
てんかん治療の実際 薬剤抵抗性てんかんへの対応
金井 創太郎
1
1鳥取大学医学部附属病院 脳神経小児科
キーワード:
食事療法
,
心身症
,
鑑別診断
,
脳神経外科
,
不整脈
,
けいれん性発作
,
不随意運動
,
脳深部刺激
,
てんかん-薬物抵抗性
,
失神-神経調節性
Keyword:
Neurosurgical Procedures
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Diet Therapy
,
Diagnosis, Differential
,
Drug Resistant Epilepsy
,
Seizures
,
Psychophysiologic Disorders
,
Deep Brain Stimulation
pp.1580-1585
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022030523
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)薬剤抵抗性てんかん(DRE)はてんかん患者全体の30~40%にみられ、「2剤1年」を目安に判断する。(2)見せかけの薬剤抵抗性に惑わされないことが重要で、診断・治療方針の見直しのほか、服薬アドヒアランスや非てんかん性発作の有無を確認する必要がある。(3)外科治療、食事療法など非薬物療法の選択肢が増えてきており、スピーディーな状況判断が求められる。
Copyright© 2021 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.