特集 拡大する母子保健
疾患の予防 アレルギー指導はどうあるべきか
小林 茂俊
1
1帝京大学医学部小児科・小児アレルギーセンター
キーワード:
IgE
,
患者教育
,
過敏症-食品性
,
乳児食
,
皮膚炎-アトピー性
,
スキンケア
,
アレルゲン除去食
Keyword:
Infant Food
,
Skin Care
,
Food Hypersensitivity
,
Immunoglobulin E
,
Patient Education as Topic
,
Dermatitis, Atopic
pp.1747-1751
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021086332
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<Key Points>(1)食物アレルギーは正しく診断する。(2)妊娠・授乳中の食物除去にアレルギー疾患の予防効果はない。(3)離乳食は遅らせる必要はない。(4)IgE抗体の検査は意味を理解して、明確な目的をもって行うべきである。(5)アトピー性皮膚炎はしっかり治療して、経皮感作を予防するべきである。(6)教育・保育施設でのアレルギー対応には医師、保護者、スタッフのコミュニケーションが大切であり、そのツールとして生活管理指導表を活用する。
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