特集 実践-小児の輸液
輸液製剤の特徴と適応 末梢静脈用輸液製剤について
千葉 幸英
1
1東京女子医科大学病院 小児科
キーワード:
Glucose
,
静脈栄養
,
細胞外液
,
細胞内液
,
術後管理
,
組織内分布
,
水-電解質平衡
,
輸液療法
,
生理食塩水
,
静脈栄養剤
,
開始液
,
術後回復液
,
脱水補給液
Keyword:
Water-Electrolyte Balance
,
Glucose
,
Parenteral Nutrition
,
Intracellular Fluid
,
Postoperative Care
,
Saline Solution
,
Tissue Distribution
,
Parenteral Nutrition Solutions
,
Extracellular Fluid
pp.481-486
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021208433
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<Key Points>(1)末梢静脈輸液製剤を使用する際には、細胞外液、細胞内液のどこの補充を目的として使用するのかを十分に勘案し、病態に即したものを選択する。(2)輸液中は適切なモニタリングを行い、電解質異常の有無、体液バランスに常に留意する。(3)PPNを行う場合にはあくまで栄養補給の補助として捉え、常に経腸栄養法の可否を評価し、状況によっては中心静脈栄養への移行を躊躇してはならない。
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