特集 抗菌薬の「なぜ?」に答える
急性虫垂炎・腹腔内膿瘍
伊崎 智子
1
,
吉丸 耕一朗
,
高橋 良彰
,
河野 淳
,
小幡 聡
,
宮田 潤子
,
鳥井ヶ原 幸博
,
田口 智章
1九州大学 大学院医学研究院小児外科学分野
キーワード:
Cefmetazole
,
Ceftriaxone
,
抗細菌剤
,
虫垂炎
,
診療ガイドライン
,
腹腔内膿瘍
Keyword:
Anti-Bacterial Agents
,
Cefmetazole
,
Appendicitis
,
Ceftriaxone
,
Abdominal Abscess
,
Practice Guidelines as Topic
pp.1452-1456
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021021157
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)軽症例は抗菌薬による保存的加療が選択肢の一つである。(2)膿瘍形成などの複雑性虫垂炎では抗菌薬による保存的加療後にinterval appendectomyを選択してもよい。(3)抗菌薬治療のtargetは腸内細菌および嫌気性菌である。
Copyright© 2020 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.