特集 小児の負荷試験2019
代謝機能検査 アロプリノール負荷試験
城戸 淳
1
,
中村 公俊
1熊本大学 大学院生命科学研究部小児学分野
キーワード:
Allopurinol
,
Orotic Acid
,
基準値
,
オルニチンカルバモイルトランスフェラーゼ欠損症
,
Orotidine
Keyword:
Orotic Acid
,
Reference Values
,
Allopurinol
,
Ornithine Carbamoyltransferase Deficiency Disease
,
Orotidine
pp.516-518
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019200987
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<Key Points>(1)アロプリノール負荷試験は、OTC欠損症の女性の保因者の診断を目的として行われる。(2)アロプリノール負荷試験は、安全で有用な検査であるが、偽陽性と偽陰性があるので、検査結果の解釈には注意が必要である。(3)アロプリノール負荷試験は、基本的にはOTC遺伝子変異の女性ヘテロ接合体に対して行われるので、十分な説明と同様に遺伝カウンセリングも必要である。
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