特集 ピーンチ!私はこうして切り抜けた
鼠径ヘルニア 鼠径ヘルニア手術を契機に診断された完全型アンドロゲン不応症の2例
小林 勇哉
1
,
森田 香織
,
小西 健一郎
,
中原 さおり
1日本赤十字社医療センター 小児外科
キーワード:
術中期
,
アンドロゲン不応症候群
,
鼠径ヘルニア
Keyword:
Intraoperative Period
,
Androgen-Insensitivity Syndrome
,
Hernia, Inguinal
pp.975-978
発行日 2019年10月25日
Published Date 2019/10/25
DOI https://doi.org/10.24479/J00645.2020146049
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症例1(月齢1ヵ月女児)。右鼠径部の膨隆を主訴に当科へ紹介受診となった。症例2(4歳9ヵ月女児)。左鼠径部の膨隆を主訴に近医を受診後、当科へ紹介となった。いずれの症例も鼠径ヘルニアと診断のもとヘルニア手術を施行したところ、手術時に精巣様構造物が確認され、その後の検査でCAIS(完全型アンドロゲン不応症)と確定診断された。
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