連載 ディベート血液学 第4回
本態性血小板血症の血小板数のコントロールは必要か 本態性血小板血症の治療法選択と最適なリスク分類
檀和夫
1
Kazuo Dan
1
1了徳寺大学 健康科学部 教授
pp.856-859
発行日 2015年5月30日
Published Date 2015/5/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201506102
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本態性血小板血症の分子病態解明および臨床病態との関連に関する知見が集積するにつれ,新たなリスク因子が抽出され,それに伴い新しいリスク分類が提唱されてきている。本疾患に対する最適な治療方針を明らかにするためには,prospectiveな大規模臨床試験が望まれる。