連載 カラーグラフィック
感染症診断と病理
4.通常病理標本で認識できる病原体の形
堤寛
1
Tsutsumi Yutaka
1
1はるひ呼吸器病院病理診断科 病理部長
pp.4-22
発行日 2017年9月25日
Published Date 2017/9/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201710004
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通常の病理標本,すなわち,組織標本に対するヘマトキシリン・エオジン(HE)染色,細胞標本に対するPapanicolaou(Pap)染色とGiemsa染色,塗抹標本に対するGram染色に観察される病原体の形を紹介する。病原体の大きさの比較とともに,顕微鏡下で推測される病原体(左:形態認識したい病原体,右:ウイルス性封入体)の模式図を冒頭ページに示す。