Japanese
English
特集 乳幼児期のワクチンと感染症
6.肺炎球菌ワクチン
Pneumococcal conjugate vaccine
大石智洋
1
Oish Tomohiro
1
1新潟大学医歯学総合病院小児科 助教
キーワード:
肺炎球菌
,
小児
,
侵襲性感染症
Keyword:
肺炎球菌
,
小児
,
侵襲性感染症
pp.60-63
発行日 2014年2月25日
Published Date 2014/2/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201403060
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2013年4月,小児における髄膜炎や菌血症などの侵襲性感染症のおもな起炎菌である肺炎球菌に対するワクチンが定期接種となった。ワクチン導入により小児の侵襲性肺炎球菌感染症(invasive pneumococcal disease:IPD)は著明に減少した。一方,IPD罹患児より検出された肺炎球菌の血清型がワクチン導入前後で変化しており,引き続き今後の動向に注目すべきである。