第III部 治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉~新薬の広場~
パーキンソン病治療薬
梁正淵
1
,
吉井文均
2
1東海大学医学部付属大磯病院神経内科 講師
2東海大学医学部付属大磯病院神経内科 教授
pp.487-491
発行日 2016年1月31日
Published Date 2016/1/31
DOI https://doi.org/10.20837/1201613487
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パーキンソン病治療薬の国内市場は600~700億円と言われ,約50%がドパミン受容体刺激薬と言われていた。現在では,ドパミン系抗パーキンソン病薬のほか,非ドパミン系抗パーキンソン病薬も国内で開発・発売され,注目されている。また,iPS細胞の導入や遺伝子治療の開発も進んでおり,治療の選択肢が多くなることは患者にとって有益であろう。