超高齢化社会に向けた大腸内視鏡検査
超高齢者大腸内視鏡検査の工夫 大学病院 超高齢者(85歳以上)に対する下部消化管内視鏡検査の役割
猪又 寛子
1
,
斎藤 彰一
,
田尻 久雄
1東京慈恵会医科大学 内視鏡科
キーワード:
Pethidine
,
Midazolam
,
大腸内視鏡法
,
心電図
,
生体機能モニタリング
,
前投薬
,
大腸腫瘍
,
多剤併用療法
,
有病率
,
80歳以上高齢者
,
Sodium Picosulfate
,
腸洗浄
,
Golytely
Keyword:
Aged, 80 and over
,
Drug Therapy, Combination
,
Colonoscopy
,
Electrocardiography
,
Midazolam
,
Meperidine
,
Monitoring, Physiologic
,
Premedication
,
Colorectal Neoplasms
,
Prevalence
,
Picosulfate Sodium
,
Golytely
pp.51-54
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015152801
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超高齢社会に伴い超高齢者(85歳以上)に対する下部消化管内視鏡検査の機会も増加している.そこで当院における超高齢者に対する下部消化管内視鏡検査の実際と,超高齢者の腫瘍性病変有病率とその特徴につき検討した.超高齢者の進行癌有病率は他の年齢層と比較して高い結果であったが,進行癌と早期癌の治療移行率は高く,超高齢者においても早期発見が重要と思われた.一方,腺腫性病変の治療率は3割程度であったが,大腸癌による自然死はなかった.
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