超高齢化社会に向けた大腸内視鏡検査
超高齢者大腸内視鏡検査の前に 安全確保対策(safety management)
山内 康平
1
,
下田 良
,
藤本 一眞
1佐賀大学医学部附属病院 光学医療診療部
キーワード:
大腸内視鏡法
,
催眠剤と鎮静剤
,
前投薬
,
病歴聴取
,
医療事故防止
,
副交感神経遮断剤
,
80歳以上高齢者
,
Magnesium Citrate
,
腸洗浄
,
Golytely
Keyword:
Aged, 80 and over
,
Colonoscopy
,
Hypnotics and Sedatives
,
Medical History Taking
,
Parasympatholytics
,
Premedication
,
Golytely
,
Magnesium Citrate
pp.35-38
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015152798
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超高齢社会を迎えるに当たり,高齢者に対して内視鏡検査や内視鏡治療を行う機会が増加している.高齢者は若年者と比較して,老化に伴う呼吸器・循環器の機能低下が背景に存在し,消化器に関しては,壁の脆弱性や癌合併率が高いことが特徴的である.偶発症も高齢者により多くみられ,偶発症予防のための措置を講ずることが重要であるとともに,検査の必要性について個別的に判断することも必要である.
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