カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[カプセル内視鏡編]小腸以外へのカプセル内視鏡の応用 大腸用カプセル内視鏡による潰瘍性大腸炎患者の病勢評価
細江 直樹
1
,
松岡 克善
,
長沼 誠
,
中野 雅
,
久松 理一
,
井上 詠
,
金井 隆典
,
芹沢 宏
,
日比 紀文
,
緒方 晴彦
1慶応義塾大学 医学部内視鏡センター
キーワード:
大腸内視鏡法
,
前投薬
,
大腸炎-潰瘍性
,
Mosapride
,
カプセル内視鏡法
,
腸洗浄
,
Golytely
Keyword:
Colonoscopy
,
Colitis, Ulcerative
,
Premedication
,
Capsule Endoscopy
,
Golytely
,
Mosapride
pp.562-565
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064982
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第2世代大腸用カプセル内視鏡を用い,従来報告されていた前処置法と比較し,内服量を減量した前処置法を使用し,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)と診断された患者の腸病変の炎症の程度,および罹患範囲を観察評価できるかを検討した.腸管洗浄度,全大腸観察率の改善のために,前処置法の改良は必要であるが,大腸用カプセル内視鏡所見と,大腸内視鏡所見との高い相関が認められた.
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