大腸内視鏡治療と抗血栓薬-新ガイドラインの妥当性
内服薬確認のための医療連携
澤谷 学
1
,
三上 達也
,
菊池 英純
,
平賀 寛人
,
珍田 大輔
,
櫻庭 裕丈
,
花畑 憲洋
,
下山 克
,
福田 眞作
1弘前大学 大学院医学研究科消化器血液内科学講座
キーワード:
Aspirin
,
Warfarin
,
大腸内視鏡法
,
経口投与
,
チーム医療
,
診療ガイドライン
,
同意書
,
休薬
Keyword:
Administration, Oral
,
Aspirin
,
Colonoscopy
,
Patient Care Team
,
Warfarin
,
Practice Guidelines as Topic
,
Consent Forms
pp.471-476
発行日 2014年9月20日
Published Date 2014/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015022219
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「抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン」が公表されてから,抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療は徐々に変化している.抗血栓薬の継続下での内視鏡処置を行うことも珍しくなくなってきた.一方,後発医薬品を含めた多種多様な薬剤があるため,内服薬確認が煩雑になることがある.当科では,当地区にある病院,診療所との医療連携や,同意書による抗血栓薬休薬の確認作業などを通して,より効率的でミスの少ないシステム構築を目指している.しかし,本ガイドラインは他科医師やコメディカルスタッフには十分に浸透していないこともあり,消化器内科医による啓蒙が必要である.
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