ここまで来たIEE-NBI/BLIの意義と位置づけ
大腸病変に対するNBI分類とその診断における有用性 自施設分類から見た分類統一への考え方 昭和大学横浜市北部病院
和田 祥城
1
,
工藤 進英
,
三澤 将史
,
中村 大樹
,
児玉 健太
,
林 武雅
,
若村 邦彦
,
山村 冬彦
,
濱谷 茂治
1昭和大学横浜市北部病院 消化器センター
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸腫瘍
,
分類
,
毛細血管
,
狭帯域光観察
Keyword:
Capillaries
,
Classification
,
Colonoscopy
,
Colorectal Neoplasms
,
Narrow Band Imaging
pp.255-261
発行日 2013年5月20日
Published Date 2013/5/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013244862
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NBI拡大内視鏡は大腸病変の質的・深達度診断に大きく寄与している.われわれもNBI拡大所見を,病変の形態や組織型別に整理し,"vascular pattern"として報告してきた.NBIの登場後,国内では数々の分類をもとにしたデータが集積され,有用性が認識されるに従ってNBI拡大内視鏡が標準的になってきた.今後の診断学の発展のためには,解決すべき点が多々存在するが,初学者にも覚えやすく治療とも関連したよりよい統一分類の確立が望まれる.
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