潰瘍性大腸炎における新たな治療戦略
総論:潰瘍性大腸炎の治療戦略 粘膜治癒をどこまでめざすか?
八坂 太親
1
,
久部 高司
,
平井 郁仁
,
松井 敏幸
1福岡大学医学部附属筑紫病院 消化器内科
キーワード:
生活の質
,
大腸炎-潰瘍性
,
腸粘膜
,
分類
,
アルゴリズム
,
寛解導入
,
厚生労働省
,
重症度指標
,
診療ガイドライン
,
維持化学療法
,
治癒
Keyword:
Algorithms
,
Classification
,
Colitis, Ulcerative
,
Intestinal Mucosa
,
Quality of Life
,
Severity of Illness Index
,
Remission Induction
,
Practice Guidelines as Topic
,
Maintenance Chemotherapy
pp.119-125
発行日 2013年3月20日
Published Date 2013/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2013155515
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潰瘍性大腸炎は,わが国では増加傾向が著しく,炎症性腸疾患の専門医ではない消化器医が診察を行う機会が増加してきている.エビデンスと専門家のコンセンサスにより毎年改訂される治療指針の平成23年度改訂版を中心に,改訂点,それぞれの薬剤の使用方法および治療戦略について解説する.また,さまざまな治療法の普及により従来とは治療目標が変わってきており,この点についても粘膜治癒を中心に概説する.
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