骨カルシウム代謝調節最前線
核内レセプターの新規機能解析と構造情報に基づいた腎線維化疾患治療法
伊藤 一明
1
1米国
1Department of Internal Medicine, University of Texas Medical Branch
キーワード:
Transforming Growth Factor Beta
,
分子構造
,
Calcitriol Receptors
,
新薬開発
,
腎線維症
Keyword:
Molecular Structure
,
Transforming Growth Factor beta
,
Receptors, Calcitriol
,
Drug Discovery
pp.213-220
発行日 2014年7月1日
Published Date 2014/7/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2014295630
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核内レセプターであるビタミンD受容体(VDR)はさまざまな臓器で発現しており,カルシウム恒常性以外にも多面的な生理調節機能をもつ.ビタミンDやその代謝物がVDRに作用するメカニズムの解明は,各種疾患に対する治療薬の開発につながる.本稿ではVDRの分子調節メカニズムについて概説し,治療薬としてのビタミンDアナログ開発の新たなアプローチを提案する.
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