大腸ESD/EMRガイドラインの正しい運用のために
使用する側からみた運用上のポイント 周術期管理
村元 喬
1
,
大圃 研
,
田島 知明
,
港 洋平
,
野中 康一
,
松橋 信行
1NTT東日本関東病院 消化器内科
キーワード:
患者教育
,
大腸内視鏡法
,
術後管理
,
術前管理
,
術中管理
,
食事療法
,
大腸腫瘍
,
クリティカルパス
,
周術期管理
,
内視鏡的粘膜下層剥離術
,
腸洗浄
,
MoviPrep
,
Golytely
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Diet Therapy
,
Colonoscopy
,
Intraoperative Care
,
Preoperative Care
,
Patient Education as Topic
,
Postoperative Care
,
Colorectal Neoplasms
,
Critical Pathways
,
Perioperative Care
,
Golytely
,
MoviPrep
pp.53-59
発行日 2015年12月20日
Published Date 2015/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2016121955
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大腸腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層?離術(ESD)は,その有効性と安全性が認められ2012年4月より保険収載された.今後さらに多くの施設に大腸ESDが普及していくと予想されるが,安全で確実に治療を行うためには術中のみならず術前・術後の患者管理が重要である.当院では,2007年より入院期間を6日間とした大腸ESDのクリニカルパスを導入してきた.クリニカルパスを用いることで,万が一偶発症が起きた場合にも迅速に対応できる標準的な周術期管理について,医療者間で共通の認識を得ておくことが肝要である.
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