CT colonographyの現状と将来
スクリーニング法としてのCT colonographyの意義
満崎 克彦
1
,
松田 勝彦
,
菅 守隆
1済生会熊本病院 予防医療センター
キーワード:
感度と特異度
,
集団検診
,
潜血反応
,
大腸腫瘍
,
検便
,
CTコロノグラフィー
,
腫瘍量
,
精密検査
Keyword:
Mass Screening
,
Occult Blood
,
Sensitivity and Specificity
,
Colorectal Neoplasms
,
Colonography, Computed Tomographic
,
Tumor Burden
pp.1331-1336
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014373021
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本邦における大腸癌による死亡者数は増加傾向にあり,その歯止めを果たす大きな役割が大腸がん検診である.しかしながら,大腸がん検診受診率および精検受診率は低迷したままで,現状の大腸がん検診システムが早期発見・早期治療に効率よく結びついているとは言い難い.そこで,隆起型病変の検出能が内視鏡検査とほぼ同等で,受容性が高く低侵襲で安全なCT colonographyを,大腸がん検診システムに組み込むことで,低迷する精検受診率が向上し,さらに効率よく早期発見・早期治療へ?がることが期待されている.
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