社会資源を活用した透析患者への支援のあり方
社会資源活用による患者支援の実際 通院HD患者のADLの維持 リハビリテーションの取り組み
中村 竹男
1
,
金井 宴子
,
山本 恭志
1訪問看護・リハビリテーションラヴィー
キーワード:
血液透析
,
腎不全-慢性
,
日常生活活動
,
理学的検査
,
訪問リハビリテーション
,
社会資源
Keyword:
Activities of Daily Living
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Physical Examination
pp.1409-1415
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017031328
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透析患者が住み慣れた環境で継続的に生活を送るためには,フィジカルアセスメントやリスク管理を行ったうえで,患者の状態や取り巻く環境に沿ったリハビリテーションを行うことが重要となる.在宅でリハビリテーションを行う場合,医療機関や施設のようにリハビリテーション機器を活用できるような環境がほとんどないなかで身体機能や活動能力を維持することが求められる.また,リハビリテーションを実施するに当たっては意欲が低下しないような関わりと工夫が必要となる.透析患者が安心して在宅生活を送るためには,訪問看護による社会資源だけではなく,近隣住民やボランティアといった社会資源の活用も重要となってくる.
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