社会資源を活用した透析患者への支援のあり方
社会資源活用による患者支援の実際 自立支援アプローチ その人らしく生きるための支援
高橋 妙子
1
1佐藤循環器科内科
キーワード:
血液透析
,
腎不全-慢性
,
リハビリテーション
,
地域社会ネットワーク
,
生きがい
,
自立支援
,
社会資源
Keyword:
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Rehabilitation
,
Community Networks
pp.1389-1394
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017031324
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日本における高齢化は急速に加速化し,それは透析患者でも同じであり,2014年末「わが国の慢性透析療法の現況」によると,透析導入時平均年齢は男性が68.1歳,女性が70.9歳で前年に比較しそれぞれ0.29歳,0.54歳と高齢化している.高齢化とともに介護給付費や医療費の増加から,国や地方自治体の歳出は厳しく見直しがされている.そこで,私たちも人生の最後まで続く透析療養生活を支え,できるかぎり自宅での生活や自宅からの通院を継続し,その人らしく生きるための自立支援をもとに地域との連携をはかることが重要課題と考える.
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