社会資源を活用した透析患者への支援のあり方
適切なケアプランのための情報収集 透析施設から発信すべき情報
永濱 美紀
1
1浅香山病院 ケアプランセンター
キーワード:
血液透析
,
腎不全-慢性
,
日常生活活動
,
ケアプラン
,
介護支援専門員
,
介護アセスメント
Keyword:
Activities of Daily Living
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
pp.1371-1377
発行日 2016年10月10日
Published Date 2016/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2017031321
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長期透析患者の増加により透析患者においても高齢化の影響は顕著であり,介護を必要とする利用者が増えている現状にある.ケアマネジャーは,利用者のもっている能力,抱えている問題を明らかにし,利用者が望む生活に向けて主体的な取り組みが行えるようアセスメントによる情報収集を行い,問題改善のためのサービスを提示・調整することが重要である.また,透析室と各種情報を共有することで,適切なサービスの紹介につなげることができる.各専門分野が情報を発信し共有していくことで,疾患をもちながらでもその人らしい在宅生活が継続できる支援ができるのではないかと考える.
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