透析患者におけるテーラーメイドの栄養管理のあり方を模索する
症状に応じた食事・栄養療法の工夫 妊娠期の患者
島田 千賀子
1
,
海老原 至
1水戸済生会総合病院 医療技術部栄養科
キーワード:
血液透析
,
食事療法
,
腎不全-慢性
,
妊娠合併症
,
妊娠期
,
授乳
Keyword:
Diet Therapy
,
Kidney Failure, Chronic
,
Renal Dialysis
,
Pregnancy Complications
,
Pregnancy Trimesters
pp.1717-1720
発行日 2014年11月10日
Published Date 2014/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015136728
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<ポイント>血液透析患者の個別栄養量を参考に各妊娠期の栄養量を追加する.透析量,目標データ,食事摂取状況などを考慮し調整を行う.透析量の増加に伴い変化するカリウム,リン値に注意する.水溶性ビタミン低下がみられた場合,サプリメント・ビタミン剤での補給も検討する.悪阻などのため3回食が困難な場合は,間食を含む分割食も検討する.
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