在宅透析2014-HHDとPD
HHD 在宅血液透析の現状と最新技術 HHDに使用する透析装置に求められるもの
川内 順子
1
,
臼井 荘一
,
岡本 久美
,
喜田 智幸
,
田中 寛
,
坂井 瑠実
1坂井瑠実クリニック
キーワード:
質問紙法
,
オートメーション
,
機器と資材用品
,
在宅血液透析
,
自動データ処理
,
自己負担
Keyword:
Automatic Data Processing
,
Automation
,
Equipment and Supplies
,
Financing, Personal
,
Hemodialysis, Home
,
Surveys and Questionnaires
pp.1809-1814
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015107184
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在宅血液透析(HHD)では専用装置があるわけではなく,透析施設で2~4ヵ月の訓練を受け,施設と同様の個人用透析装置とRO装置を自宅で使用している.現在,ほとんどの透析装置では自動化機構が備わり簡便となっている.しかし,当院のHHD患者に装置についての実態調査を行ったところ,多くの不便を感じていることがわかった.HHDに使用する装置には,軽量かつコンパクトで静音・省エネルギーに優れ,より単純な回路を使用し簡略な操作が求められる.また,安全を確保するうえでは警報対処・トラブル時の早急な対応,装置データの自動送信が必要であると考えられた.
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