特集 腸管感染症
Ⅱ.各論
(1)急性細菌性腸管感染症─ 診断と治療の最前線
佐藤 邦彦
1
,
川崎 啓祐
1
,
松本 主之
1
1岩手医科大学内科学講座消化器内科消化管分野
キーワード:
腸管感染症
,
カンピロバクター腸炎
,
サルモネラ腸炎
,
病原性大腸菌腸炎
,
エルシニア腸炎
,
内視鏡所見
Keyword:
腸管感染症
,
カンピロバクター腸炎
,
サルモネラ腸炎
,
病原性大腸菌腸炎
,
エルシニア腸炎
,
内視鏡所見
pp.143-148
発行日 2019年3月20日
Published Date 2019/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000317
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急性細菌性腸管感染症のうち,日常診療で遭遇する頻度の高いカンピロバクター腸炎,サルモネラ腸炎,病原性大腸菌腸炎と,エルシニア腸炎について,その臨床的特徴や内視鏡所見について概説した.腸管感染症の確定診断には便培養などの細菌学的検査が必須であるが,内視鏡検査は病変の罹患部位・範囲や内視鏡像から起因菌の推定や他疾患との鑑別が可能なことがあり,その後の治療方針決定にも有用である.
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