特集 炎症性腸疾患の粘膜治癒を考える
Ⅱ.各論 (2)クローン病の画像診断modality d.MR enterography,CT enterography
竹内 健
1
1東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座消化器内科学分野
キーワード:
クローン病
,
横断的画像診断法
,
CT enterography
,
MR enterography
,
壁治癒
Keyword:
クローン病
,
横断的画像診断法
,
CT enterography
,
MR enterography
,
壁治癒
pp.364-370
発行日 2018年7月20日
Published Date 2018/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/INT.0000000221
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クローン病の病変は,非連続性に消化管全域に発生する可能性があり,炎症は腸管壁全層に及び腸管外にも波及する.このようなクローン病の疾患特性に対し,CT/MR enterography 等の低侵襲のモダリティによる横断的画像診断法が基本的検査法として導入されている.内視鏡的粘膜治癒に対し,横断的画像診断法による壁治癒(trasmural healing)が提唱され,クローン病の治療目標として検討されている.
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