特集 ここまで進んだinterventional EUS
14.Interventional EUS教育の現状
岩井 知久
1
,
木田 光広
1
,
奥脇 興介
1
,
渡辺 真郁
1
,
安達 快
1
,
草野 央
1
1北里大学医学部消化器内科学
キーワード:
胆膵超音波内視鏡(EUS)
,
治療的EUS
,
教育
,
train the trainer (TTT)
Keyword:
胆膵超音波内視鏡(EUS)
,
治療的EUS
,
教育
,
train the trainer (TTT)
pp.245-251
発行日 2025年1月20日
Published Date 2025/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003356
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超音波内視鏡(EUS)を用いた穿刺関連手技は,画像診断のみを目的とした診断的EUS検査と区別してinterventional EUS(治療的EUS)と呼ばれる.Interventional EUSには,EUS-FNAをはじめとしてEUS下ドレナージ術,EUS下腹腔神経叢ブロック,腫瘍内局注治療などさまざまな治療手技がある.EUSによる治療介入は生命にかかわるような重篤な偶発症をきたす可能性があり,安全に施行するために指導医のもとでの症例数のみでなく,到達点や手技の質の評価法の標準化が求められている.さらに,トレーナーの訓練すなわちtrain the trainerによる技術と知見の継承が,EUS関連手技の発展のために広まることが望まれる.
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