特集 消化器がん薬物療法
第3部 消化器がん領域における化学療法の将来展望 1章 胃癌・大腸癌におけるゲノム医療と分子標的薬
夏越 啓多
1
,
沖 英次
1
1九州大学大学院消化器・総合外科
キーワード:
包括的ゲノムプロファイリング(comprehensive genome profiling;CGP)
,
血中循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA;ctDNA)
,
コンパニオン診断,分子標的治療
Keyword:
包括的ゲノムプロファイリング(comprehensive genome profiling;CGP)
,
血中循環腫瘍DNA(circulating tumor DNA;ctDNA)
,
コンパニオン診断,分子標的治療
pp.1202-1208
発行日 2024年8月9日
Published Date 2024/8/9
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003178
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ゲノム医学は,がん細胞の遺伝子変異や発現パターンを解析し,それに基づく最適な治療法を選択するアプローチである.近年,次世代シーケンサー(next generation sequencing;NGS)技術の進化により,がんゲノムの包括的な解析が可能となることで多くの新規遺伝子変異が発見され,新たな治療標的候補の治験が行われている.
Copyright © 2024, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.