特集 消化器がん薬物療法
第1部 各臓器がんにおける現在の標準治療と今後の展望 2章 胃癌 Ⅰ 胃癌に対する周術期補助化学療法 1.本邦と欧米における現況
中山 厳馬
1
1国立がん研究センター東病院消化管内科
キーワード:
周術期化学療法
,
術前化学療法
,
局所進行胃癌
,
分子標的治療薬
,
免疫療法
Keyword:
周術期化学療法
,
術前化学療法
,
局所進行胃癌
,
分子標的治療薬
,
免疫療法
pp.1022-1036
発行日 2024年8月9日
Published Date 2024/8/9
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000003144
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局所進行胃癌の治療成績は,未だ満足できるものではなく,今後のさらなる治療法の発展が望まれる.2000年以前は,局所進行胃癌の診断,手術,予後は欧米と東アジアでは大きく異なる疾患であった.しかしながら,近年の臨床腫瘍学の進歩によって,東西の距離は確実に縮まろうとしている.
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