特集 肝の超音波を知り尽くす ―びまん性肝疾患の診断
3.びまん性肝疾患(脂肪化)(3)NASH診断・NAFLDとの鑑別 b.Dispersion Imagingの原理とNASH診断への活用法
杉本 勝俊
1
1東京医科大学消化器内科
キーワード:
ultrasound
,
elastography
,
attenuation imaging
,
dispersion imaging
,
NAFLD
,
NASH
Keyword:
ultrasound
,
elastography
,
attenuation imaging
,
dispersion imaging
,
NAFLD
,
NASH
pp.1593-1598
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002424
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近年,超音波技術の進歩に伴い,超音波エラストグラフィによる粘弾性評価(おもに肝線維化と関連),超音波減衰イメージングによる脂肪肝評価,およびdispersion imagingによる粘性評価(おもに小葉内炎症と関連)と複数のパラメータによる定量的な評価が可能になってきている.これらのパラメータを組み合わせることで,とくに非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の診断に有用である.
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