特集 薬物療法がひらく新しい肝細胞癌の治療strategy
1 .肝細胞癌に対する薬物療法(3)セカンドラインへの切り替えタイミングの現状と課題
上嶋 一臣
1
1近畿大学医学部消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
セカンドライン治療
,
腫瘍評価
Keyword:
肝細胞癌
,
セカンドライン治療
,
腫瘍評価
pp.801-805
発行日 2020年7月20日
Published Date 2020/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000001225
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
肝細胞癌に対して複数の治療薬が使用可能になっている現在,治療効果の見極めが非常に重要な課題となっている.ほとんどの肝細胞癌患者は時間経過とともに肝予備能が低下するため,可及的早期に治療効果を見極め,効果がない場合にはただちに次治療へ移行することが求められる.このためには早めの画像評価が必要である.
Copyright © 2020, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.