特集 大腸ポリープ取り扱いのUp to Date
3 .10 mm,11 mm 以上のポリープ(2)11 mm 以上のポリープに対するUnder water EMR のメリット・デメリット
赤坂 智史
1
,
山階 武
2
,
岩坪 太郎
3
,
竹内 洋司
3
,
石田 永
1
,
上堂 文也
3
1国立病院機構大阪医療センター消化器内科
2大阪赤十字病院消化器内科
3大阪国際がんセンター消化管内科
キーワード:
underwater EMR(UEMR)
,
浸水下
,
大腸腫瘍
,
広基性大腸ポリープ
Keyword:
underwater EMR(UEMR)
,
浸水下
,
大腸腫瘍
,
広基性大腸ポリープ
pp.1133-1139
発行日 2019年7月20日
Published Date 2019/7/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000881
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underwater EMR(UEMR)は消化管の管腔内を水で満たした状態で粘膜下局注を行わずに病変をスネアで絞扼し,高周波手術装置を用いて通電切除する方法である.消化管内腔を脱気し水で満たすと,粘膜・粘膜下層が管腔内に浮かぶように突出し,スネアリングが容易となる.本稿では11 mm 以上の大腸ポリープに対するUEMR のメリット・デメリットについて,通常EMR との比較と,処置の実際について述べる.
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