特集 消化管粘膜下腫瘍(SMT)の診療
4 .消化管粘膜下腫瘍の画像診断(1)通常内視鏡,EUS,CT,MRI
吉永 繁高
1
,
三宅 基隆
2
1国立がん研究センター中央病院内視鏡科
2国立がん研究センター中央病院内放射線診断科
キーワード:
粘膜下腫瘍
,
画像診断
,
内視鏡
,
CT
,
MRI
Keyword:
粘膜下腫瘍
,
画像診断
,
内視鏡
,
CT
,
MRI
pp.1469-1478
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000556
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
粘膜下腫瘍はしばしば遭遇する疾患ではあるが,主座が粘膜の下にあるため内視鏡単独では診断が難しいことがあり,さまざまなモダリティを用いて診断に迫る必要がある.通常内視鏡では形態,色調,潰瘍・陥凹の有無,硬さから,超音波内視鏡では由来の層や内部エコーから,CT,MRIでは内部の性状,density,intensity,造影パターンなどから診断する必要があるが,平滑筋腫,神経鞘腫,小さなGISTなどは由来の層,内部の性状などが類似しており画像のみでは診断が難しいことがあり注意が必要である.
Copyright © 2018, Nihon Medical Centers, Inc. All rights reserved.