連載 内視鏡の読み方
ESD 後追加手術検体で固有筋層内に遺残病変を認め,進行食道癌の診断に至った1例
小笠原 暢彦
1
,
菊池 大輔
1
,
飯塚 敏郎
1
,
井下 尚子
2
,
宇田川 晴司
3
,
上野 正紀
3
,
布袋屋 修
1
1虎の門病院消化器内科
2虎の門病院病理部
3虎の門病院上部消化器外科
キーワード:
食道癌
,
SM浸潤
,
ESD
Keyword:
食道癌
,
SM浸潤
,
ESD
pp.1062-1066
発行日 2018年6月20日
Published Date 2018/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000446
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食道表在癌の深達度診断は治療方法を選択するうえでもっとも重要である.深達度診断においては通常内視鏡観察による形態学的診断を基本として,画像強調であるNarrow Band Imaging (NBI)を併用した拡大内視鏡検査と超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography;EUS)を組み合わせた総合的な判断が求められる.
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