連載 薬の知識
潰瘍性大腸炎治療薬MMX-5-ASA 製剤(リアルダ Ⓡ)
本谷 聡
1
,
杉山 浩平
1
,
宮川 麻希
1
,
那須野 正尚
1
,
田中 浩紀
1
1札幌厚生病院IBD センター
キーワード:
メサラジン
,
5‒ASA
,
MMX
,
潰瘍性大腸炎
Keyword:
メサラジン
,
5‒ASA
,
MMX
,
潰瘍性大腸炎
pp.1523-1526
発行日 2017年9月20日
Published Date 2017/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000133
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わが国での潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)患者数は20 万人を超え,その基本治療薬であるメサラジン(5 アミノサリチル酸:5‒ASA)製剤の知識は,消化器診療を担う実地医家にとって欠くべからざる情報になった.本稿では,UC 治療での5‒ASA 製剤の最適化について概説し,さらにMMX(multi matrix system)‒5‒ASA 製剤の特徴と治療成績について解説する.
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