特集 透析医療と看護師の特定行為―看護師の役割拡大
コラム:問われる看護の「質」と「量」
下山 節子
1
1元NPO法人日本看護キャリア開発センター
キーワード:
看護師不足
,
看護教育制度
,
専門・認定資格制度
,
特定行為研修
,
キャリア形成
,
看護の質保証
Keyword:
看護師不足
,
看護教育制度
,
専門・認定資格制度
,
特定行為研修
,
キャリア形成
,
看護の質保証
pp.636-641
発行日 2026年6月10日
Published Date 2026/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003845
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公益社団法人日本看護協会(以下,日本看護協会)は1948年の保助看法(保健婦助産婦看護婦法,現在の保健師助産師看護師法)制定時より,看護基礎教育は大学教育であると一貫して主張してきた.しかし,国は高卒3年課程の教育制度としたうえに,看護師不足対策として中卒2年課程による都道府県知事資格の准看護師資格制度を設けた(図).准看護師は,医師,看護師の指示の下で業務を行う.そのため判断を伴う自律した看護業務は法的にすることができない.実はこの准看護師制度がいまだに維持されていることで,日本の看護教育制度は複雑化し,さまざまな問題の根源になっていると考える.

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