〈特別掲載〉CKD-MBDうんちく話
骨粗鬆症治療で2型糖尿病の発症頻度が減少する?
鈴木 正司
1
1信楽園病院附属有明診療所
pp.310-313
発行日 2026年3月10日
Published Date 2026/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003757
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糖尿病発症のリスクが低い成人集団での,2型糖尿病の発症リスクはどの程度なのだろうか.糖尿病を除外したイタリアの白人集団(40〜79歳)837例を,1990年から10年間にわたり追跡した報告(Bruneck Study)によれば,その発症率は7.6/1,000患者・年であった.つまり毎年1%以下の頻度で,新たに2型糖尿病を発症することになる.そして高年齢,肥満,高血圧の例では,その発症odds ratio(OR)は高くなる.

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