症例による透析患者の画像診断
維持透析患者に合併した感染性大動脈瘤の1例
阿部 伸一
1
,
池見 裕太
1
,
西野 友哉
1
1長崎大学病院腎臓内科
キーワード:
感染性動脈瘤
,
維持透析患者
,
保存的加療
Keyword:
感染性動脈瘤
,
維持透析患者
,
保存的加療
pp.416-419
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002105
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感染性動脈瘤は全動脈瘤のなかでも比較的まれな疾患であるが,その破裂率と死亡率は非感染性動脈瘤と比較し高い.透析患者においては免疫力低下のためリスクが高いとされており,重要な合併症の一つといえる.今回,維持透析患者に大動脈弓部から腹部大動脈にかけて多発する感染性動脈瘤を発症し,抗菌薬のみで治療した症例を報告する.
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