症例による透析患者の画像診断
結核性胸膜炎を併発した透析患者の1 例
江川 雅博
1
,
伊藤 孝史
1
1島根大学医学部附属病院腎臓内科
キーワード:
腹膜透析
,
結核性胸膜炎
,
ADA
,
インターフェロンγ遊離試験
Keyword:
腹膜透析
,
結核性胸膜炎
,
ADA
,
インターフェロンγ遊離試験
pp.605-610
発行日 2021年6月10日
Published Date 2021/6/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001748
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血液透析患者における結核発病は一般人口と比較して有意に高率であり,結核は慢性腎臓病・透析患者において注意が必要な感染症の一つである.今回,透析導入時より発熱が持続し結核性胸膜炎の診断に至った症例を経験した.画像および診断に至るまでの経過を提示する.
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