症例による透析患者の画像診断
胸鎖関節敗血症性関節炎に対して鎖骨の骨掻爬術・腐骨切除が奏効した1 例
持田 泰寛
1
,
守矢 英和
1
,
小林 修三
1
1湘南鎌倉総合病院腎臓病総合医療センター
キーワード:
胸鎖関節
,
敗血症性関節炎
,
骨髄炎
,
透析
Keyword:
胸鎖関節
,
敗血症性関節炎
,
骨髄炎
,
透析
pp.743-747
発行日 2020年7月10日
Published Date 2020/7/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001328
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血液透析患者は易感染性で皮膚感染も多く,全身に波及すると化膿性脊椎炎・骨髄炎など重篤な感染に至ることがある.今回,鎖骨周囲に発赤・疼痛を認めたため,蜂窩織炎と当初診断し抗菌薬加療するも改善せず,鎖骨の骨髄炎に至ったまれな胸鎖関節敗血症性関節炎の症例を報告する.
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