特集 近未来の透析医療
【コラム】回帰型ニューラルネットワークを用いた早期AKI 診断
小丸 陽平
1
,
土井 研人
1
1東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科,救急科
キーワード:
急性腎障害
,
機械学習
,
回帰型ニューラルネットワーク
,
人工知能
Keyword:
急性腎障害
,
機械学習
,
回帰型ニューラルネットワーク
,
人工知能
pp.503-504
発行日 2020年5月10日
Published Date 2020/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000001264
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
急性腎障害(acute kidney injury;AKI)は全入院患者の約20 %が発症し,とくに集中治療室ではその頻度が40~50 %に達する.重症化し,血液浄化まで要するようなAKI は予後悪化に直結するとあって,早期診断・早期介入がAKI 診療上の喫緊の課題とされてきた.以下では人工知能(artifi cial intelligence;AI)の一つであるディープラーニング技術を用いて,臨床現場におけるAKI の発症予測を目指した研究結果を紹介する.
Copyright © 2020, Nihon Medical Center, Inc. All rights reserved.