CKD 患者におけるがん化学療法─透析患者を中心に
Ⅱ がん薬物療法の特性 9 サリドマイド・レナリドミド
阿部 有
1
,
鈴木 憲史
2
1日本赤十字社医療センター血液内科
2日本赤十字社医療センター骨髄腫アミロイドーシスセンター
キーワード:
サリドマイド
,
レナリドミド
,
免疫調節薬
,
催奇形性
,
多発性骨髄腫
Keyword:
サリドマイド
,
レナリドミド
,
免疫調節薬
,
催奇形性
,
多発性骨髄腫
pp.808-815
発行日 2019年6月20日
Published Date 2019/6/20
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000940
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• サリドマイドとレナリドミドは免疫調節薬と呼ばれる内服薬であり,おもに多発性骨髄腫の治療に用いられる.
• サリドマイドは腎機能低下患者でも用法・用量の変更は不要であるが,レナリドミドは減量が必要となる.
• 催奇形性が報告されているため,安全管理手順に従った厳格な薬剤管理が必要である.
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