特集 慢性腎臓病の看護実践をリフレクションする
3.実践報告(11) エンド・オブ・ライフケア―透析困難症により維持血液透析を見合わせた事例への支援
八木 哉子
1
1神戸市立西神戸医療センター・慢性疾患看護専門看護師
キーワード:
エンド・オブ・ライフケア
,
血液透析の見合わせ
,
透析困難症
Keyword:
エンド・オブ・ライフケア
,
血液透析の見合わせ
,
透析困難症
pp.327-331
発行日 2019年3月10日
Published Date 2019/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000834
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透析困難症により維持血液透析を見合わせることになった事例について,リフレクションを行った.患者には状況を受け止める力があるととらえ,最期の時間をどのように過ごすかについて,家族と話し合い,決められるよう支援した.その結果,患者と家族は透析を見合わせ,自宅で療養することを決めることができた.この事例をリフレクションすることにより,本人の意向を尊重し,関連する医療者で話し合いを重ね,最善の治療やケアの方向性を見出すことが大切であると学んだ.
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