特集 開かれたCKD 看護の模索―意思決定を支援する
[実践報告]5. 高齢透析患者に対する意思決定支援の実際― 死の不安を抱く高齢担がん透析患者の「尊厳ある生の終焉」を目標とした看護
大賀 由花
1
1赤磐医師会病院・認定看護師(糖尿病看護)
キーワード:
意思決定支援
,
積極的傾聴
,
尊厳ある生の終焉
Keyword:
意思決定支援
,
積極的傾聴
,
尊厳ある生の終焉
pp.1477-1482
発行日 2017年10月10日
Published Date 2017/10/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000000213
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死の不安を抱く高齢担がん透析患者に対して「尊厳ある生の終焉」を目標として看護を行い,病みの軌跡理論の病期を基に分析した.クライシス期では「傍らで関心を示し続ける支援」,不安定期では「重荷を下ろす支援」が重要であり,介入は「治療選択の意思決定支援」「積極的傾聴」「家族の予期的悲嘆の促進」などであった.
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