投稿論文 症例報告
オフポンプ冠動脈バイパス術にレミマゾラムを用いた全静脈麻酔を行い手術室での早期抜管が可能であった1症例
小林 朋暉
1
,
小山 淑正
,
小坂 麻里子
,
松本 重清
,
北野 敬明
1大分大学 医学部麻酔科学講座
キーワード:
手術室
,
静脈麻酔
,
非体外循環下冠状動脈バイパス術
,
気管チューブ抜管
,
心臓血管麻酔
,
Remimazolam
,
狭心症-労作性
Keyword:
Anesthesia, Intravenous
,
Operating Rooms
,
Anesthesia, Cardiac Procedures
,
Airway Extubation
,
Coronary Artery Bypass, Off-Pump
,
Remimazolam
pp.1305-1308
発行日 2022年12月10日
Published Date 2022/12/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023042861
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オフポンプ冠動脈バイパス術において,レミマゾラムを用いた全静脈麻酔を行い,手術室での早期抜管が可能であった症例を経験した。レミマゾラムは循環抑制が軽度で,術後の臓器障害を軽減できる可能性がある。また,速やかに代謝され,拮抗薬が存在するため,早期抜管に向けたfast-track管理をより確実に行える可能性がある。
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