投稿論文 症例報告
経尿道的ホルミウム・ヤグレーザー前立腺切除術で気道浮腫を契機に診断した灌流生理食塩液血管内吸収による高クロール性アシドーシスの1症例
武末 美幸
1
,
浅野 優
,
伊加 真士
,
鷹取 誠
1広島市立広島市民病院 麻酔・集中治療科
キーワード:
アシドーシス
,
灌流
,
術中合併症
,
浮腫
,
X線CT
,
利尿剤
,
クリティカルケア
,
経尿道的前立腺切除
,
生理食塩水
,
固体レーザー
,
レーザー療法
Keyword:
Edema
,
Acidosis
,
Intraoperative Complications
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Saline Solution
,
Perfusion
,
Critical Care
,
Diuretics
,
Lasers, Solid-State
,
Laser Therapy
,
Transurethral Resection of Prostate
pp.1132-1135
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2023009701
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前立腺肥大症に対して,経尿道的ホルミウム・ヤグレーザー前立腺切除術(HoLEP)を声門上器具を用いた全身麻酔下に施行した。手術中の気道浮腫を契機に,灌流生理食塩液血管内吸収によると考えられる高クロール性アシドーシスと診断した。術後に人工呼吸管理・利尿薬投与の集中治療管理を行い,後遺症なく退院した。
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