投稿論文 症例報告
食道外科手術における分離肺換気中のチューブの位置異常が原因で頻回に換気困難に陥った1症例
白木 直子
1
,
北村 晶
,
関口 淳裕
,
中川 秀之
,
辻田 美紀
,
宮脇 豊
,
佐藤 弘
1埼玉医科大学国際医療センター 麻酔科学教室
キーワード:
胸腔鏡法
,
呼吸障害
,
術中合併症
,
食道腫瘍
,
食道切除
,
手術時体位
,
体位変換
,
分離肺換気
,
管状器具
Keyword:
Esophageal Neoplasms
,
Esophagectomy
,
Intraoperative Complications
,
Thoracoscopy
,
Respiration Disorders
,
One-Lung Ventilation
pp.852-855
発行日 2022年8月10日
Published Date 2022/8/10
DOI https://doi.org/10.18916/J01397.2022250883
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食道外科手術において二腔チューブ(double-lumen tube:DLT)を用いての分離肺換気による麻酔管理中に、チューブの位置異常により頻回に換気困難に陥った症例を経験した。原因として、体位変換や手術操作によるDLTの位置への影響が指摘されるが、さらに、今回は患者の気道の構造とチューブの適合の問題の可能性も考えられた。
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